【オーストラリアWWOOF体験談】<海外留学&ファームステイ>WWOOF(ウーフ)とは?WWOOFで体験できること

くられ子

このブログでは、移動を大きなテーマに「旅」「引っ越し」「環境を変えること」について書いています。今回の記事は「【オーストラリアでWWOOF体験】<海外留学&ワーホリに使える>WWOOF(ウーフ)とは?」について!

この記事は次のような人におすすめ

オーストラリア留学を考えている人

これからオーストラリアへWWOOFに行く人

WWOOFを考えている人

WWOOFを懐かしみたい人

わたしがWWOOF(ウーフ)に参加したきっかけ

10年前。

有機農業やパーマカルチャーに関心をもっており、加えて英語の勉強もしたかった大学生時代のわたし。

両方かけ合わせて学べる手段として、「まさにこれ・・・!」と思ったのが本日の記事でご紹介している「WWOOF(ウーフ)」でした。

くられ子

これはやるしかない・・・・!

WWOOFという仕組みがあることを知ったきっかけは、四国を1人で旅したときです。


宿泊先も決めず、現地で見つけた宿泊先が日本でウーフホストをする方だったのです。日本でウーフホストをするということで、海外から多くのウーファーを受けれてきた方でした。


いままでの海外ウーファーやホストが楽しげにうつる写真がたくさんはいったアルバムを見せていただきました。そのホストとウーファーの関係性にもひかれ、半ば勢いで海外ワーホリとしてWWOOFをつかうことを決めました。(若気の至りもありました・・・。)

くられ子

ここで、WWOOFでよく使われる用語についてご紹介します!

WWOOFに関する用語について

ホスト

WWOOFにホストとして登録し、食事と宿泊場所を提供する側(受け入れ先)

WWOOFホストはどんな人たち?

無農薬、無化学肥料で作物を栽培する農場、有機農家が中心です。ほか、持続可能な生き方に取り組む自然体験学校、農家民宿、農家レストランや農家カフェ、玄米菜食店、自然食品店、 陶芸工房など、半分農業で半分は別の仕事をしているいわゆる半農半Xタイプのところもあります。自給自足を目指し薪で煮炊きするところもあります。オーガニックな思考を持つ、様々な人を受け入れる大きな気持ちを持つところです。

引用元:「WWOOF Japan(ウーフジャパン) WWOOFについて  ホストはどんな人たち?」  https://www.wwoofjapan.com/home/index.php?lang=jp

ウーファー

「WWOOFer」と表記され、WWOOFを登録し、WWOOF体験する人を指す。労働力を提供する人、ホストを助ける人、旅行者、学習者。
ホストの家族や親戚のような友だちである。ウーファーは労働者・従業員ではない。

ウーフする

WWOOFするWWOOFの登録をして、WWOOFの活動をすること。ウーファーがホストの手伝い、生活することである。

WWOOFとは?ー基本的な仕組みについてー


ウーファーは、ウーフホストの元で1日4~6時間ほどのホストの手伝い(労働)を行い、それに対してウーフホストは「食事・宿泊場所」を提供します。

WWOOFは、ホストとウーファーが、家族のような間柄になって相手のことを考え交流する仕組みです。

 できることを相手にあげる交換の形ですので、ホストとウーファーとはお金のやり取りをすることは一切ありません。ウーファーは「力」を、ホストは「食事と寝る場所」を相手にあげます。ほかに、ホストからは農の技術や暮らしの知恵などを教えてもらい、ウーファーは反対に自分が培ってきた経験や知識をホストの生活に役立ててもらいます。

【引用元】「WWOOF Japan(ウーフジャパン) ウーファー(手伝い側)になろう 」  https://www.wwoofjapan.com/home/index.php?lang=jp

WWOOFのはじまり


WWOOFは1971年にイギリスではじまり、その後オーストラリアやニュージーランドで発展しました。当初はWorking Weekends on Organic Farmsと呼ばれていたそうですが、1982年にWilling Workers on Organic Farms へ名前が変更されました。

現在は、World Wide Opportunities on Organic Farmsに変わっています。

フランス、スペイン、スイス、ドイツ、日本、イタリア、アメリカ合衆国、イギリス、ネパール、インド、韓国、ニュージーランド、カナダ等、世界中にWWOOF組織があり、いずれも独立していますが、同様の仕組みをとっています。(【引用元】WWOOF Australiaウェブサイト https://wwoof.com.au/ 海外サイト)

WWOOF Australia 公式Youtubeより:WWOOFについて

【WWOOFオーストラリア】当時(2012年)のウーファー参加~ホスト探しまで

ぼろぼろすぎる(笑) 2012年当時使用していたWWOOF Book
くられ子

各国で微妙な違いはあるかもしれませんが、当時(2012年)のオーストラリアのWWOOFでは下記のような流れでウーフに参加しました!

  • ❶公式ウェブサイトよりウーファー登録料を支払い、WWOOF Bookを購入(50ドルくらいだったかと)
  • ❷WWOOFBOOKが自宅に届いてから、ホスト探しスタートです。(WWOOF Bookが到着したら、発行されたウーフのIDと自分の名前を記入しておきます。このWWOOF Bookが自分のウーファー証明書のようなものとなります。有効期限はウーファー登録された日から12か月です。)
  • ❸ウーファーはホストのリストから希望する場所を選択します。(WWOOF Book には、ウーフホストの連絡先や仕事内容、土地に関すること、宿や食事に関する詳細が紹介されています。)
  • ❹記載のホストのメールアドレスや電話番号からコンタクトをとり、互いに適当な滞在時期をとりきめます。

といった流れで、ホストまで決めていきます。

当時は「ガイドブック(本)」のみだったので、少々ホスト選びには苦労しました(笑)というのも記載のホスト数はうん百超える数。。


条件を絞って選ぶことができないので、まずざっくりと行きたい方面エリアを選択し、そのホストの仕事内容をざっと読み進めていきました。


そして、気になったホストを自分なりにピックアップ。

文字情報のみだったので、今振り返ると、ほとんど「運」にゆだねるしかなかったかなと思います(笑)様々な価値観のホストと出会いましたが、結果的に良いホストにも出会って本当によかったです。

膨大なホスト情報のなかでの探し方で出来ることとしては、❶まず気になったホストに片っ端から連絡をして、❷その返答の内容で自分の希望にかなった仕事内容や環境なのかを探っていきます。
また、❸メッセージの文面からホストの雰囲気や人柄、状況などを探っていきます。


同時に、ホストにも自分のことを知ってもらい判断してもらう必要があるので、「なぜWWOOFに参加したのか」「どんな人物なのか(出身や年齢、趣味、興味のあること等)」等、自分のプロフィールを伝えることが大事かなと思います!

現地に行ってからでしか、実際のホストの人柄や必要とされている仕事内容等、わからないことも多いです。

またホストによってはウーファーを複数人受け入れているところもあるので、これから滞在するホストのところで滞在している他のウーファーのことも、現地に行ってから知ることもあります。)


現地に行く前のできるかぎりのリサーチで、不安要素を減らしていくことが重要です。


電話番号も記載がありましたので、オーストラリア現地で携帯電話を取得した後は、ホストと直接話すのがやはり人柄や雰囲気をつかみやすいので、電話で連絡をとっていました。


ですが、当時も(今もですが)英会話に不安もありましたので、最初のうちはメールで連絡をとっていました。

くられ子

ガイドブックから探すのは大変な苦労でしたが、現在はそうでもないようですよ。安心してください(笑)
次からが現在の登録方法です。

【WWOOFオーストラリア】現在の登録方法(※2022年3月時点)


現在(2022年3月時点)は、ウェブサイトやモバイルアプリを使用して、ホストの情報を得て、メッセージのやりとりができるようです。


そしてステップは3つのみ。


❶ウェブサイトからウーファー登録(シングルは$70、2人で参加する場合は$120。有効期間は2年)

❷プロフィールを作成 

❸ホストを探す

ウーファーのメンバー登録ができるとウェブサイトやモバイルアプリからこんなことができるようですよ。

  • プロフィールの作成(自分の関心やスキルをホストに紹介)
  • ホストのフォロー・ホストとメッセージで連絡できる
  • お気に入りの写真をアップロードできる
  • パートナーや家族といっしょに登録できる
  • オーストラリアにいる他のウーファーともつながれる
  • マップからホストを探せる
  • 条件を設定してホストを探せる
  • 訪れたホストについてレビューを残せる

くられ子

有難い機能が盛りだくさんですね・・・!


WWOOF オーストラリアの公式ウェブサイトには「メンバー登録していない人もホストや、ホストの基本情報を検索できる」と書いてありましたので、試しにアプリ(Android版)をインストールしてみたところ、残念ながら検索機能はつかえず。(iOS版を試せる機会ありましたら追記します!)

iOS版→ https://apps.apple.com/jp/app/wwoof-australia/id1535385155

Andorid版→ https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wwoofau.wwoofapp&hl=ja&gl=US


ですが、ご丁寧にどんなアプリかを公式YouTubeで紹介してくれていました!


知れば知るほど、このアプリ羨ましい・・・!(笑)


特に条件を設定してホストを探せるのと、他のウーファーともつながれる機能、そしてメッセージがこのアプリで一元化できるのがとても羨ましいです。

WWOOFの登録までは考えていないけど、WWOOFについて知りたい!どんなホストがいるんだろう?という方には、WWOOF Austalia の公式facebookページ(英語)がおすすめです。
facebookでは1週間に1回の頻度で投稿されており、ホスト情報からビザ、農業の役立つ記事まで。

https://www.facebook.com/WWOOFingAustralia/

【オーストラリアWWOOF】現地で何をしてきた?


約10か月の間に、合計7か所の農場(農家)のもとで滞在しました。

※ホストの特定を避けるため、場所は大まかなエリアでのご紹介になります。

1.クイーンズランド州:野菜、果物等の畑仕事、牧畜の世話、雑草抜き等 

2.ニューサウスウェールズ州①:ハーブ園、果樹園の手入れ
3.ニューサウスウェールズ州②:畑仕事全般、イベントの作品づくりのお手伝い等
4.ニューサウスウェールズ州③:雑草抜き、掃除、子守り(※農業に関する仕事ほとんどなし)
5.ニューサウスウェールズ州④:果樹園や野菜畑の手入れ、造園
6.ニューサウスウェールズ州⑤:畑づくり、果樹園や野菜、ハーブ畑づくりと手入れ、雑草取り、鶏の世話
7.ニューサウスウェールズ州⑥:果樹園や野菜畑づくりと手入れ、家禽の世話、大工仕事、コンポスティング

ほとんどのホストがとても親切にしてくれ温かく迎えてくれました。
親子で暮らすホスト。子どもと暮らす大家族のホスト。1人で暮らす年配のホスト。

年代も家族構成も性格も価値観もそれぞれ。いろんなホストがいました。

人生経験豊富なホストたち

パーマカルチャーに沿った技術的なこともたくさん教えてくれましたホストもいました。

パーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法

【引用元】パーマカルチャージャパン:パーマカルチャーとは   https://pccj.jp/permaculture/whats/

あるホストは、パーマカルチャーに関する本を読んで独学で知識を身につけていき、10年かけて畑づくりをしていったといいます。


敷地内には、バナナやレモン、カスタードアップル、パッションフルーツといった果物や、しょうが、水菜、ケール、ルッコラ、ほうれん草、大根、人参、さつまいも等の野菜、バジルやコリアンダーなどのハーブが育てられていました。


デザインされた果樹園や野菜畑のそばには、とれたて野菜や鶏卵を販売するための直売所と鶏小屋。

そこのホストでは、大根はケール、ほうれん草などの葉物を植えるための新しい畑づくりをやらせてもらいました。区画をつくるところから始まり、土壌運搬、水やり、肥料、野菜を植え、干し草を敷き詰める作業まで。

くられ子

すべて完成したときは達成感・・・!!!


ホストの心配りで「単なる作業」で終わらすことなく、作業ごとに<なぜそれをやるのか>を説明してくれたり、組み合わせて育てるとよい野菜のコンビネーションを教えてくれたり。
息抜きには、朝の採れたて卵をつかった美味しい手作りプリンや採れたてフルーツをいただいたり。

くられ子

(たくさん働いたあとの、このおやつが格別にうまい!!!)


また、ホストのなかにはアーティスト活動をしている方もいましたので、果樹園や畑仕事のほかに「作品づくり」が手伝いに含まれる滞在先もありました。

個人的には、これもとてもよかったです!!


畑仕事以外の仕事にはなりますが、アーティストのホストのお手伝いできあがった作品がイベントやマーケットで並ぶのを見たときは感動しました。


畑づくりも作品づくりもそうですが、そういった「活動」を通して、ホストが大事にしている価値観や暮らし、持っている情報を伝えたい!という熱い思いを持っている人が多いです。

疑問に思ったことや知りたいと思ったことやりたいと思ったことをどんどんホストにぶつけていった分、返ってきました。そのコミュニケーションが、滞在期間をより濃密な時間にさせてくれたように思います。

ホストに追い出された!?エピソード


一方で、1か所全く”ウーフらしくない”滞在先がありました。。
到着した当初から違和感が。というのも庭はお手入れが放置されており、畑自体がなかったのです。


「あれ?」と心の中では思いましたが、時すでに遅し。到着してホストに会ってしまっているので、ほとんどの場合は後戻りできませんからね。


違和感をもった一方で、ホストは朗らかで明るい印象でとても第一印象はよかったのです。旦那さんと、2~3歳くらいのかわいい子どもと暮らしていました。


ですが、次の日から早速異変をかんじました。


ホストマザーが毎日ストレスフルで、赤ちゃんが泣くと怒鳴る声が聞こえ夫婦仲も悪く毎日喧嘩。そして、任される仕事は「雑草抜き」ばかり。

雑草抜きも大事な仕事の一つというのは理解できましたが、単純作業ばかりで知識も経験も得られず、また「話す」コミュニケーションも不足していました。仕事内容の指示のみで、お互いのことを知ろうとする時間がありませんでした。


さすがにストレスが増していき、なんのためにここに滞在しているのか?と自問自答することに。。


ここのホストとは残念ながら最終的にトラブルに発展し、早々にホストの家を離れる決断をしました。というよりも、追い出される形となりました(苦笑)その当時の私にとっては「追い出された」という感覚でしたが、ホストにとっては私自身に何か要因があったのかもしれませんね。今となっては知る由もありません。


次の滞在先が決まっていなかったので、数日猶予がほしいといったところでしたが、次のホストを決める間もなく離れることになったので、一旦はゲストハウスに滞在することにして次のホストを探しました。

くられ子

このゲストハウスでは良いバックパッカーたちとの出会いもありましたので、ひとまず終わり良ければすべて良しです(笑)


ですが、この滞在場所での体験は割と自分のなかではショックが大きく、次のホストを決めるのも躊躇しましたね。。。子育てで大変ななか、初めて会うウーファーが滞在するとなるとホストのストレスも更に増すと思います。

そして、滞在している側(ウーファー)としては宿や食事、そして「精神面」もホストに委ねる部分が多いため、ケアが薄い&ウーファーではなく単なる労働力として扱われるとつらいものがありますね・・・。


この時ホスト選びとして「こうすればよかった」とおもったのは、「仕事内容の再確認」と「家族構成」でした。WWOOF Bookには、仕事内容が書いてありますが登録当初と現在の状況が異なっている可能性もあります。

【WWOOFオーストラリア】WWOOFではこんなことができる!体験できる!


残念な体験もありましたが、それも含めてオーストラリアでWWOOFに参加したことは自分の人生の中でとても記憶に残る体験であり、かつ、これからの自分の将来で求める暮らし方や生き方はなにか、そういったことを考えるきっかけや参考になる体験でした。

ホストとの家族のような人間関係を築ける


ウーフジャパンのウェブサイトにて、「ホストとウーファーが、家族のような間柄になって相手のことを考え交流する仕組み」と紹介されていましたが、まさにこういった人間関係を築くことができたかなと思います。ほんの数週間や数ヶ月でしたが、四六時中ともに暮らすことで時間をかけて相手を知ることができます。時には意見のぶつけ合いも。本音で伝えあえる関係になりました。

自然を体感する生活ができる


まぶしい太陽光と鳥のさえずりで起きるというなんだかメルヘンな暮らしがウーフの生活では当たり前の暮らしでした。
普段都市近郊に住む自分にとっては、これがとにかく「気持ちがいい!!!」体験でした。

また、キャラバンの中で生活したとき、そこのホストは太陽光発電で電力をつくっていたため、節約として決められた時間に消灯されました。夕飯後のホストとのおしゃべりのあと、寝る直前は懐中電灯で過ごします。近隣の家がとても離れている地域でしたので、当然外に光はありません。

くられ子

そこで見た満点の星空も最高・・・!


消灯時間もあり自然と夜更かしもせず、朝はアラームなしで起きられる健康的な生活。
自然を身近に感じられる最高の体験でした。

ホストのもとでさまざまな暮らしを体験できる


ホストによって異なる生活様式、インテリアが楽しめます。それによって、自分は将来どんな家に住んでどんな暮らしがしたいか?どんな暮らしや環境が自分にとって心地いいのか?そういったことを探れる場でもありました。

人生経験豊富なオーストラリアのホストと英語で交流ができる(&多少は上達する)


TOEICでスコアで表すならば、渡航前は600も満たなかった点数は、スコア770までになり、ホストと生活をともにするのには支障ないくらいの日常会話レベルまでは話せるようになりました。


とはいえ、リスニングもままならないまま渡航してしまったのがかなり反省点です。最初はホストの指示がわからず、かなり迷惑をかけてしまったと思います。


何より人生経験豊富で知識豊富なホストがたくさんいますので、あまり話せずに終わってしまうのはかなりもったいないです。


リスニングもスピーキングもままならずで、話せるトピックが限られるよりかは、短い会話文でもテンポよく話せるくらいの「日常英会話レベル」にあげてからWWOOFに参加することをおすすめします。その方が、より<WWOOFの良さ>を体感できます。

採れたて野菜&フルーツ!おいしい食事を堪能できる


ホストの畑で採れた野菜やオーガニック食材を堪能できる食事でした。または近所づきあいの多いコミュニティがあるエリアでは、ホストに友人や近所の家に連れてってもらえることがあり、その家ごとに家庭料理や畑でとれた野菜を楽しむことができました。


味付けの濃い食事も個人的にはだいすきなのですが(笑)この滞在期間にホスト宅でいただいた食事は、とにかく採れたてフレッシュな野菜を使っていて、食材そのものの味を堪能できる料理でとても美味しかったです。

消費しない生活

「労働」と交換に「食事と宿泊所」をいただけるので、とにかく1日お金を使うタイミングがありませんお金をかけない海外留学(ワーホリ)を実現できる仕組みだと思います。

空き時間や休みの日は、読書や散歩、おしゃべり等々。また、ホストによっては週末のマーケットやイベントに連れていってくれたり家族や友人に会わせてくれたりと、人との交流も盛んだったりします。お金を使わずして休日を充実させる術を学んでいけます。

まとめ

WWOOF(ウーフ)とは、 ホストとウーファーが、家族のような間柄になって相手のことを考え交流する仕組みであり、お金のやり取りは一切なく、ウーファーは ウーフホストの元で1日4~6時間ほどのホストの手伝い(労働)を行い、それに対してウーフホストからは「食事・宿泊場所」を提供してもらえる。また、そのほかに農や暮らしの知恵等をホストから教えてもらい、ウーファーはホストへ自分の経験や知識をホストの生活に役立ててもらう。

くられ子

ウーファー登録は以下の3ステップのみ!

❶公式ウェブサイトからウーファー登録(シングルは$70、2人で参加する場合は$120。有効期間は2年)

❷プロフィールを作成

❸ホストを探す

くられ子

参加した暁にはWWOOFでこんなことができる!(体験できる!)

  • ホストとの家族のような人間関係を築ける
  • 自然を体感する生活ができる
  • ホストのもとでさまざまな暮らしを体験できる
  • 人生経験豊富なオーストラリアのホストと英語で交流ができる(&多少は上達する)
  • 採れたて野菜&フルーツ!おいしい食事を堪能できる
  • 消費しない生活

くられ子

ホストやWWOOF体験からたくさん吸収し、みなさんの人生にとって実りある経験になることを願います!

おまけ:オーストラリア版ウーファーに向けたガイドライン


こちらのThe Australian WWOOF Book(2012) に掲載されているものです。


①所有者の名前が記載され、裏表紙に署名されているWWOOF Bookが発行され、譲渡しは不可能である。記載されているホストの連絡先の詳細は、WWOOFで訪れる手配するためのみに使用してよい。他で使用をした場合は、オーストラリアのプライバシー法に違反する。


②到着時にWWOOF Bookと顔写真付きのIDを提示しなければならない。


③滞在最低日数は2日である。ホストの同意により、最大滞在日数を取り決める。

④ウーファーによる1日4~6時間の労働は食事と宿と交換される。

⑤仕事内容は滞在先によって変わり、ガーデニング、雑草抜き、植林、環境に関する仕事、動物への餌やり等である。ホストは化学物質の使用にウーファーがかかわることを許可しない。

⑥ウーファーはウーフ体験における身体的、精神的要望に対応するようにすべきである。ウーフホストはウーファーを歓迎する。ホストはホステルではない。午後5時~9時の間に連絡をとることを勧める。午後9時以降に電話してはならない。WWOOF Bookを常時し、ホストに滞在予約の連絡を完了してからホストを訪れる。

⑦ウーファーのエチケット・配慮と敬意をもってホストやホストの家族と接すること。・ほとんどの農家は薄いタンクから水を得ているため、無駄に使用しないこと。ホストに尋ねることなく冷蔵庫の中を漁ることや、電話やインターネット、メールを使用してはならない。ホストが提供する食事をとること。アルコールやドラッグは持ち込まない。ウーファーが生活する場所は、整頓し、滞在後には清潔にすること。食事時は皿洗いの手伝いをすること。

⑧持ち物寝具はほとんどの場所で提供されるが、ホストにより異なるため確認が必要。労働中は畑や庭のあらゆる場所である可能性があるため、帽子、サングラス、長靴、手袋、懐中電灯が必要。

参考ウェブサイト

WWOOF Japan(ウーフジャパン)

https://www.wwoofjapan.com/home/index.php?lang=jp

WWOOF Australia(ウーフオーストラリア)※海外サイト

https://wwoof.com.au/