こんにちは!クラレコです!
このブログでは、移動を大きなテーマに「旅」「引っ越し」「環境を変えること」について書いています。今回は、そんな「【ウズベキスタン】<青の都サマルカンド>定番の観光スポットは満足度120%」についてお話いたします!💡
当ブログにおける情報は2019年9月末時点の情報です。最新の渡航状況につきましては、外務省海外安全ホームページや現地渡航情報をご確認の上、ご渡航くださいませ。
目次
ウズベキスタンの基本情報
正式国名:ウズベキスタン共和国
首都:タシケント(Tashkent)
面積:約447,400㎢(日本の約1.2倍)
人口:約3,390万人(2021年)
言語:国家語はウズベク語(テュルク諸語に属する。但し、タシケント、サマルカンド、ブハラ等主として都市の諸方言はペルシア語の影響を強く受けている)。またロシア語も広く使用されている。
宗教:主としてイスラム教スンニ派
通貨:スム(Sum:1994年6月27日導入)
出典:外務省 ウズベキスタン基礎データ https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uzbekistan/data.html#section1(外部リンク)
サマルカンドに行ったきっかけ
毎年海外旅行に行ってた頃。
次の旅先はどこにしようかな~と気になる旅のガイドブックを手に取っていたところ、
ふとガイドブックで見かけたサマルカンド。
なんじゃ、、、この美しいところは・・・・!!!!雑貨もかわいい。
次はここだ!
と、決めた旅行先。
過去には1人旅を何度かしてきました。
1人旅を楽しむときもありつつ、年齢を重ねるうちに
旅で感じる「喜び」を一緒に共有しあう仲間と旅をしたいなあと思うように。
でも、なかなか休みが合わなかったり、そもそも行きたい国が被らなかったり(笑)
ひょんなことから、旅好きなお友達とウズベキスタンのことを話していたところ、
私も行ってみたかった!!行こう!
と、奇跡的に興味が合致(笑)
こんなにも良い旅行を共有し合えた友人には感謝しかありません。
ウズベキスタン高速列車「アフラシャブ号」 いざ、サマルカンドへ!
それでは、本題!
こちらの記事は、到着2日目のタシケントからサマルカンドへ移動する日です。
早朝にタシケントのホテルを出て、ずっと楽しみにしていた、、、、
ウズベキスタン高速列車「アフラシャブ号」に乗りました!
出発はタシケント駅(ТАШКЕНТ Ц)から、
向かうはサマルカンド駅(САМАРКАНД)です。
ТАШКЕНТ ЮЖ:南側の駅&シャルク号で利用
ТАШКЕНТ Ц:メインの駅&アフラシャブ号で利用(←今回利用!)
「アフラシャブ号」は、スペインのタルゴをベースにした車両で、ウズベキスタン版新幹線です。
こういうの憧れてました。
胸いっぱいで乗車したのは、アフラシャブ号の個室。
あまり良い写真を撮れていなかったので、この1枚のみ(すみません)。
両端にベッド兼座席。そして窓際の中央にテーブルが備えてつけられています。
パソコン作業をするとなると足元がちょっと狭いかもしれませんが、
2人でお茶をするくらいにはちょうどいいサイズです。
座席下は荷物が入れられるようになっていました。
すこし茶色くくすんだクッションカバーとシーツの色は元々なのか年季が入ったのか。
くすんでいる理由はさておき、この空間に大満足なのでそんなの気にも留めません。
沢山の地元民や旅行客がここを利用してきたんだなあと感傷にひたるわけです。
個室なのでほんとにくつろげる空間で、友人と向かい合って談笑していたり、
時折座席に横たわったり、時折車窓から景色を眺めたり。
極上空間・・・・!嬉
乗車時に、サービスでチャイが出てきました。
この紙コップはこのようにかっこよすぎる鉄道会社のマークがはいっています。
乗車時間はおおよそ2時間。
車窓からみえる移り変わる景色を見ているだけであっという間でした。
今回訪れた定番の観光スポットは・・
定番の観光スポットからはこちらの5か所に訪れました。
- レギスタン広場(ウルグベクメドレセ・ティラカリメドレセ・シェルドルメドレセ)
- ビビハニムモスク
- シャーヒズィンダ廟
- グーリアミール廟
- ショブバザール
定番に加えて、番外スポットとしてこちら2点の旅ログをお届け!
- 「ナン工房」見学
- ウズベキスタングルメ
サマルカンド駅到着!!!
なんですか、このかっこいい建物は。
建造物といい、お庭といい窓といい装飾といい、全てのラインがお美しい「サマルカンド駅」。
上部はこんなかんじ。
近くではトラムが走ってました。
サマルカンド駅に着き、まずは大きな荷物を預けるためホテルへ向かいました。
サマルカンド駅~宿泊のホテルまでは事前に頼んでいた送迎タクシーで向かいます。
駅の出口付近に、私たちの名前が書かれて紙を持った方が出迎えてくれたので迷わず乗車することができました。
送迎は事前にオプショナルツアーとして送迎を頼むか、またはホテルに直接予約します。
2日目サマルカンドでは「MUZAFFAR HOTEL SAMARKAND(マザフェアホテルサマルカンド)」に宿泊しました。
こちらのホテルは、レギスタン広場まで徒歩で行けるという、
とにかくロケーション最高&アットホームな空間のホテルでした。
ある口コミでは日本語が話せるスタッフがいたと書かれていましたが、
私たちが宿泊したときにはおらず。
ですが、ホスピタリティ抜群でスタッフみなさんとても感じがよく、
終始リラックスして滞在できましたよ💡
正面入り口入ってすぐのところに、こんなかんじのくつろぎ空間。
座りながらガイドさんを待つことにしました。
ホテルに荷物を降ろし、
ガイドさんと合流して、いざサマルカンド観光!
「サマルカンド半日市内観光+ウズベク・パン工房の見学」というオプショナルツアーを利用しました。オプショナルツアーは、行く前の日本で予約しました。
【定番スポット1】 サマルカンド旅のスタートは「レギスタン広場」
レギスタン広場には3つのイスラムの神学校(メドレセ)があります。
こちらの建造物は正面から順番に、
左:ウルグベク・メドレセ
中央:ティラカリ・メドレセ
右:シェルドル・メドレセ
というメドレセが並んでいます。
ここレギスタン広場は、2年に1度世界東洋音楽祭というものが開催されているそうで、
ガイドさんによると日本からも演奏隊がやってくるそうです。
「サマルカンド・ブルー」いわれるくらい「美しい青」をいたるところで見ることができます。
ティムール王国の旗の色で、14世紀から青が使われるようになったそうです。
レギスタン広場が、あまりに綺麗だったので、ここで大量に写真投下。
ギャラリーでみてってください。
2階建てのメドレセ。
2階は教室、1階は図書館や寮につかわれていたそうです。
メドレセにはお土産屋さんがはいっている部屋もあり、スザニやらお皿やら可愛い雑貨が勢ぞろいです。購買意欲が高まります。しかも、「メドレセに入っているお土産屋さん」だからなんだか買いたい欲が増すんですよね(笑)。
中央にある「ティラカリ・メドレセ」は黄金の世界・・・
あまりの繊細さ、装飾の豪華さにしばらくここでうっとりしていました。
ブルーを基調に金箔が贅沢に使われている天井。
上から見たり、斜めから見たり。
さまざまな角度でどんな見え方か試しながら眺めるのがとても面白いです。
【定番スポット2】 ビビハニム・モスク
レギスタン広場にあるメドレセが最大のモスクかと思いきや、
こちらのビビハニムモスクがサマルカンド最大のモスクでした。
ショブバザールの近くに立地しています。
「ビビハニム」はティムールの最愛の王妃の名前からきているそうです。
先ほどの「ティラカリメドレセ」の豪華絢爛な装飾とは異なり、こちらのモスクは細いラインの装飾で繊細な印象です。
【定番スポット3】 「生きている王様」という意味のシャーヒズィンダ廟群
「生きている王様」という意味のシャーヒズィンダ廟群。
11世紀から19世紀までのティムールの親戚や部下などが埋葬されました。
ここに向かうまでに、階段があるのですが、
往復で36段を数えられたら願いがかなうといわれているそうです。
ガイドさんから教わりました。
しっかりやりました。そして、、、36段ありましたよ!!願い事は大量に。
そして、入った先はとにかく鮮やかな美しい青の世界。
冒頭のとおり、サマルカンドでは至るところで青がつかわれていますが、
ここは特に際立ってはっきりとした濃い青を見ることができます。
エレベーターまでもが景観を崩さない。
青い空と青いタイル。
この組み合わせは幸せすぎる。
【定番スポット4】9人のティムール一族が眠る 「グーリ・アミール廟」
9人のティムール一族が眠る廟。
真ん中にはアムール・ティムールのお墓。
ぐるっと散策していると、白い遺跡が点在している箇所が。
その1つの遺跡で、「風呂桶」として使われていたといわれていたというものが。
「風呂桶」以外に、こんな伝説があるとガイドさんが教えてくれました。
その当時「ティムール」は戦いに行く前に、その白い遺跡へ石ころを投げて、
戦いから帰ってきたら1人ずつ取ってもらってたそうです。
そして、残った石の数を確認して、戦いで「亡くなってしまった人」と「生き残った人」を数えていたといいます。
同じ遺跡には、もう1つの伝説が。
この中に「ざくろの果汁」をいれ、それを飲むと
力がついて戦いに勝つことができると言われていたらしい。
1つの遺跡に対して、こんなにも種類の違う伝説が云い伝えられていることに驚きです。
残っている歴史書物が少なく、さまざまな伝説が存在しているようです。
【定番スポット5】品揃え豊富な市場「ショブバザール」
ビビハニムモスクの隣に立地している、サマルカンド最大の市場です。
野菜、ナッツ類、ドライフルーツ、ナン、肉、雑貨など。
地元の人たちのご用達といったかんじで、
観光客よりも地元の人々が目立ってたように思います。
大胆なナッツの塊や、綺麗に積まれたドライフルーツ。
大量に積まれたスイカの山。
日本で見ることのない、このちょっとつっこみたくなる光景。
ごろっごろと積まれた大きな野菜や、キロ単位でつまってそうなナッツの袋等々
1つ1つの品々に圧倒されて(笑)
何に手を出したらいいか迷っていたところ、ガイドさんがお菓子やナッツを勧めてくださいました。ですが、正直ここで買ったお菓子類のお味、、「独特な甘さ」で私の口には合いませんでした。
ごめんなさい。。(笑)
一方で、ひまわりの種やナッツはおいしくいただけました。
海外旅行では現地でしか食べれないもの、現地の匂いや空気、にぎやかな市場だからこそ食べれるものってありますよね。
口に合わなかったとしても、トライしてみることで旅がより楽しくなるはずです!
【番外スポット】「ナン工房」で焼き立てをいただく
ウズベキスタンでは、地方ごとにナンの模様が異なります。
日本にとってのご飯のようなかんじで、毎食ナンを食べるそうですよ。
インド的なナンを想像してましたが、
サマルカンドのナンはかなり分厚くてもっちりどっしり。
ひまわりの油をつけた手で、発酵された生地を少しずつ引き延ばし、
模様があしらわれたスタンプが押される。
その生地は窯の側面にはりつけて焼かれていました。
この窯を覗く「秘密基地感」。とてもわくわくしました。
ナンに押される模様は地域別に違うそうですが、ガイドさんによるとお店によっても作る人によっても違うとのことです。
ウズベキスタンの行く先々で、各地特有のまたは作り手さんによって違うナンを楽しむのもウズベキスタンの旅の楽しみ方ですね!
【番外スポット】2日目締めくくりに「ウズベキスタングルメ」を堪能!
夕飯は(肝心の店名を失念してしまったのですが、、、)
ディナモスタジアム近くビール工場近くのレストランにて。
このあたりはパブやバーが点在しており、Pulsarビール工場も。
またサマルカンドに行く機会があれば、このあたりの散策も面白そう。
ガイドさんにおすすめされるがままに注文しました。
ひまわりの種やナッツのアソート
お口に合わなかった魚の燻製?のようなもの
シャシリク(肉の串焼き)
すっきりとした口当たりのPulsarビール
さいごに:定番スポットはたのしすぎた!
ウズベキスタンのサマルカンド定番スポットは、満足度120%でした!
今回2日目に訪れた、サマルカンドの「定番スポット&番外スポット」のまとめはこちら。
- レギスタン広場(ウルグベクメドレセ・ティラカリメドレセ・シェルドルメドレセ)
- ビビハニムモスク
- シャーヒズィンダ廟
- グーリアミール廟
- ショブバザール
- 「ナン工房」見学
- ウズベキスタングルメ
やっぱり「サマルカンド・ブルー」の力ですね。そして装飾の美しさ。
こちらの記事では、日中散策したときの写真のみでしたが、
「夕焼け」や「夜景」のメドレセも大変美しいです。
照らされるブルーの変化もぜひ楽しんでみてください。
「サマルカンドの定番スポットって?」
「定番スポットは楽しめる?」