【1人暮らし歴11年】同居や同棲にむけて<実体験をもとに書き出してみた6つのハードル>

わたしは現在夫と2人暮らしです。同居して1年半以上経ちました。
「結婚したら一緒に暮らす」というのはごく普通の自然な流れですよね。もちろん結婚してから別々に住むだなんて考えてはいませんでしたが、一抹の不安・・・それは・・・

「わたしってだれかと一緒に住めるのか!?!?」

そうおもっていました。同居直前までの1人暮らし歴は約11年。その当時、同居や同棲が難しそうとかんじる理由がわたしのなかではたくさんありました。

同棲や同居のハードルとなった<6つのこと>

理由1.1人の時間が大切、1人時間に没頭するのが好き


ノートに何かを書く時間や、テレビやYouTubeを見る時間、ネットショッピングをする、旅行計画をする等々。1人で過ごす時間が友達とおしゃべりする時間と同じくらい大切なものでした。それは同居後も変わらないのですが、当時のわたしはとにかく「自分の時間を邪魔されたくない!」といったへんな頑固さがありました。

理由2.だれかと会うと「スイッチ」の切り替えが必要


これは前述とつながるのですが、1人の世界に没頭して、友だちでも知り合いでも「誰か」と話す会うための「スイッチ」の切り替えが必要でした。「THEマイワールド」な人でした(笑)スイッチがはいってようとなかろうと、そういったことを相手は気にもしていないと思いますが、その人にちゃんと向き合う自分になる必要があったのです。

理由3.1人旅が好き


夫婦で暮らす前はしょっちゅう1人旅へでかけていました。じぶんが行きたい場所へじぶんが好きなタイミングで行ける、その1人旅のフリーダムさが好きでした。

理由4.暴飲暴食!?!?


これは女性特有のものですが「生理前」のメンタルってほんとお豆腐ですよね。そんななか仕事や生活のストレスが加わると、衝動的にお酒を飲みたくなったり、深夜にカップラーメンが食べたくなったり。お家で1人お酒を飲むこともよくありました。

くられ子

こんな姿だれかに見られたくない・・・!

理由5.化粧をしないと異性と会えなかった


中高生から肌のトラブル、とくにニキビに悩まされつづけてきました。そのため、だれかと泊まるときに「すっぴん」になることへとても抵抗を感じていました。気楽でいれないかもしれないとそんな風に思っていました。異性と書きましたが、友達とのお泊りでもさらすことに抵抗がありました。

くられ子

このニキビ肌見られたくない・・・!

理由6.がさつでめんどくさがりな性格


とにかく掃除やごみ捨てが苦手(嫌い)で、旅行に行くフットワークの軽さはあるのにアパートの外のゴミ捨て場に行くのは超めんどくさがる。1人暮らし時代は冷蔵庫のなかを覗けば賞味期限切れのものがちらほら。こんな人と同居したくないよなあと思っていました。


くられ子

以上がわたしがだれかと同棲や同居をすることがむずかしそう・・・・と思っていた6つのことです。

<これで解決!>同居しはじめてわかった6つのこと

そんな不安をかかえながら同居生活がはじまりました。そして、前述の6つのことがどう変わったのか・・・・。

解決1. 同じ空間にいても「1人時間」をとれることがわかった。

夫も同様に1人の時間も大事にする人でした。同じ空間にいても1人で読書や勉強をしたり、YouTubeを見ていたり。一緒の空間にいるから一緒に時間を過ごさなきゃいけないっていうのはただの妄想でした。

解決2. 切り替えのスイッチがあいまいになっていった。

前述のように同じ空間で「1人時間」を過ごせるようになっていたので、「1人」と「誰かといる」ことの区別がだんだんと曖昧になっていきました。1人で黙々と作業をしながら、ふいにテレビで流れたことに2人でコメントを挟んだり。1人で黙々と料理をつくりながら、日常の会話を繰り広げたり。そんなことを繰り返しているうちに切り替えなくてもよくなりました。

解決3. 楽しさを分かち合いたいと思うようになった

1人旅では「これたのしい!」「面白い!」と感動したことは自分1人しかいないので飲み込むしかありませんでしたが、友だちや夫婦で旅行をしていくとその分かち合いがない旅に物足りなさをかんじはじめました。ですが、1人旅の面白さも知った上でです。20代は1人旅、30代からはだれかとわかちあう旅を大事にしたいという価値観の変化がありました。

解決4. 暴飲暴食はいまでもたまにする。


だいたい同じ料理を食べていますが、食べたい「料理」や「タイミング」が異なるときは1人で食べてます。そして暴飲暴食したいときも時にはありますが、変わらず暴飲暴食しています。生理前のメンタルや食欲旺盛になることなど、ホルモンバランスの乱れによる「変化」について話しました。

解決5.相手も何かしらの「弱点」をもっている

ニキビ肌であること、そしてそのコンプレックスは変わりません。ですが、それは自分だけでなく相手も同じように何かしらの「弱点」がありました。コンプレックスという表現ではなくても相手には相手の隠したいこと、ものがあります。この場合は「外見」に関することですが、その外見に関するコンプレックスをお互い隠しつづけては、自分も大切にできず相手も思いやれないとかんじました。

解決6. ごみ捨てや掃除は任せる

これは夫に感謝です(笑)わたしの苦手なごみ捨てや掃除を率先してやってくれます。家事は他にもたくさんのやることがありますよね。その分ほかの家事をやろうと思うようになりました。賞味期限切れはたまにでてきますが。いっしょに住むことで「人の目」が多少はあるので過去の自分のだらしなさは減った気がします。


【結論】じぶんにレッテルをはっていただけだった


だれかと同居するのにたくさんハードルがあるとおもっていたわたしですが、いまとなっては過去の自分に「そんなことはない」と言いたいです。じぶんに足かせのようなものをはかせてただけなんですよね。同居は1人でするものではないので、そういうハードルにかんじていたものは結局のところお互い様だったんです。

1人暮らし歴11年ですが、6つのことについては1人暮らしの年数にかぎらず、性格によるものが占めています。なので、1年だろうと10年だろうと20年だろうとさまざまな理由でだれかと住むことに困難をかんじることはあると思います。

ですが実際に住んでみて解決したものもありました。だれかと暮らす前から「じぶんにレッテルをはることはない」です

くられ子

いまとなってはなんであんなに思い悩んでたんだろうというかんじです。でも経験のないことにたいして不安に思う気持ちがあるのは「ごく普通のこと」。

理由はちがえど、同じように悩んでいる人の解決の糸口になればなと思います!